自転車旅とは?

電車や車を使って日本各地の観光名所を楽しい旅であることは間違いないですが、名所までの道のりを自転車で走ることでこれまで見ることのなかった景色や名所を目にすることで人生にとって貴重な体験をすることができます。
普段は買い物や街乗りをメインにしている人は、自分でもできるのか不安になる人もいるでしょう。
心配する必要はありません。
この記事をみて自分のレベルにあった自転車の旅を楽しみましょう。
自転車旅の魅力とは?
自由な旅を楽しめる

年齢や性別関係なく、自転車旅は誰にとっても楽しめます。旅に出かける前に、旅行計画の必要もありません。
ほとんどお金もかからずに、途中で寄り道をして食事やレジャーをたのしんだり、ステキな人や景色に出会ったりと、自分のスピードで走ることができます。
自然を満喫することができる

車や電車ではなかなか気づくことできない、自然を満喫しながら走ることができるのが自転車旅の醍醐味と言えるでしょう。道中の海や川、山や谷など様々な自然を自らの力で乗り越えていくのが楽しくなります。
人生の経験値を豊かにする
きっと自転車旅に出ると大小のトラブルに直面することもあります。ただそんなトラブルも乗り越えていくことで成長を実感することができるはず。
達成感が忘れられなくなる
自らの足でペダルを漕いで目的地までついた時の達成感は、それまでの疲れも忘れさせてくれるほど。きっと旅先での食事やお酒はきっといつもよりも数倍は美味しく感じるはずです。
自転車旅をする前に押さえておきたい基礎知識

そんな魅力ばかりの自転車旅ですが、旅行計画はそこまで厳密にはいらないものの、準備は必要になります。
自転車旅でのポイント①
体力はどのくらい必要?

自転車旅では、だいたい1日の走行距離の目安は100km程度です。長いと思われる方もいるかもしれませんが、この程度なら走ることは可能です。
ただ当然ながら疲れるので、体力づくりをやっておくことに越したことはないかもしれません。
とはいえ本格的なトレーニングではなく毎日少しずつでも自転車に乗れば自然と体力はついていきますので、自転車旅を始める1-2ヶ月前くらいから乗るようにしましょう。
また他の選択肢としては、サイクリングロードがある場所に行くのもいいかもしれません。10-30km程度を走りながら観光名所を楽しむのもいいでしょう。
自転車旅でのポイント②
日帰りor宿泊?

宿泊地を決めると、目標が定まるのでモチベーションが湧き、またゴールしたときの達成感は強いです。ただ当然ながら翌日も走行する必要があるため、体力に余裕は必要になります。
さらには、宿泊があると運ぶ荷物も多くなるため負担はまします。
最初は近距離での宿泊をして慣れていくのがいいかもしれません。
自転車旅でのポイント③
自転車は持ち運ぶ?
初心者の方は、最初は旅先でのレンタサイクル等を利用するのもありかもしれません。最近では都市部の観光地には電動アシスト月の自転車もありますし、ロードバイクをレンタルできる場所も増えてきています。
一方でマイ自転車で旅をしたいという方は、最低限としてクロスバイク、できればロードバイクを購入するのがオススメです。
これらのバイクは軽量に作られておりスピードが維持しやすいので、長距離走るのにも疲れを感じにくいです。
ロードバイクやクロスバイクは、タイヤを外して持ち運びをすることができるので、輪行バックを持ち歩いて、旅先まで移動することもできます。
自転車旅でのポイント④
持ち物はなに?

ここでは必要なものを簡単に記載しておきますが、以下のようなものを用意しておくといいかもしれません。最低限なものを用意して、できる限り荷物は減らしていくようにしましょう。
- サイクル コンピューター
- パンク修理キット
- ハンドポンプ
- 工具セット
- ボトル(水分補給)
- 輪行バッグ
- スマホホルダー
- 自転車用の服装
- レインウェア
- グローブ
自転車旅でのポイント⑤
緊急時はどうする?
もし自転車に不具合が生じた場合、パンクや空気が抜けたり、チェーンがはずれたり、ネジの緩みであれば自身で直せるようにはしておきましょう。ただそれ以外でプロの手が必要になるケースも考えられます。できれば旅先までの経路上に自転車店があるかどうか事前に確認しておくとよいかもしれません。その店舗でパーツの補充と修理を行えるようにしておきます。
特に空気圧には十分注意をしましょう。長い距離を走る場合、空気圧が低下することが考えられます。
もし不安な方は、新しいタイヤに変える等して空気圧が減らないように対策をしておくとよいかもしれません。
自転車旅でのポイント⑥
水分補給方法は?

自転車は水分補給がとても大事です。自転車にはボトルホルダーを装着して常に水分を補給をできるようにしておくことが重要です。特に夏場は想像以上に汗をかきますし、また走っていると体感温度が低く感じる場合があります。しっかりと水分補給をして熱射病や日射病を避けましょう。
自転車旅でのポイント⑦
保険は?

自転車で旅をする場合、トラブルがつきものです。事前に保険に入ることで少しでもトラブル時のリスクを低減させる工夫をしてもいいかもしれません。
どんな時間帯でも365日レッカー手配ができたりしますので、安心して自転車旅をするためにも必需品と言えるかもしれません。
レベル別の自転車旅の適正距離
初心者の方がもし旅に出ることを検討しているのであれば、これらを参考に自転車旅の距離を決めるといいかもしれません。
初心者は日帰り〜1泊2日

初心者の方は、まずそもそも自分が1日どれだけ走れるのか、どれだけ旅を楽しめるのかわからない方がおおいでしょう。
はじめての自転車旅で苦い経験をしてしまい、それ以降の旅が嫌になってしまってはもったいないです。
ですので初めは自分の力を試すためにも、まずは片道50km程度の自転車旅からスタートしてみてはいかがでしょうか。
次第に70,80,90,100kmと距離を伸ばしていくと自転車旅を楽しめることでしょう。
中級者は2日以上〜輪行ツーリング

泊まりの自転車旅になれたら、さらに行動範囲を広げて2日以上にするか、もしくは輪行の自転車旅をするといいかもしれません。
輪行による自転車旅は、多少の自転車の知識が必要ですが、目的地にワープしてその場で旅を楽しめるため一気に行動範囲が広がります。もちろん国内外問わずいけるようになります。
この頃には景色も十分に楽しみながら自転車旅を満喫しているレベルになっています。
上級者はキャンプツーリング

上級者になると、テントなどのアウトドア用品を活用してキャンプをしながら自転車旅を楽しむ方法です。
日本一周や世界一周などに挑戦する方はこのスタイルが多いです。ちなみに自転車も荷物の運びやすいものを選ぶ人が多いです。
自転車旅まとめ
自転車旅は目的地までの移動を楽しみながら思い出を作る最高の旅の手段となりえます。一方で旅行中のトラブルはつきものです。大きなトラブルにならないように、体のケアをしながらも旅行を楽しみましょう。
ムリは禁物です。まずは手軽なコースから始めて、徐々に難易度を上げていくといいと思います。