マレーシアの宗教について|旅行の時に気をつけておきたいこと

モスク
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マレーシアの国教はイスラム教

マレーシアのモスク

マレーシアのモスク

みなさん、マレーシアの国旗はご存知ですか?左上に月と星が描かれていますね。このような月と星のセットは、イスラムの象徴であり、マレーシアがイスラム国家であることを表しています。(もっと詳しい国旗についての説明はこちらから)

イスラム教と聞くとどんなことをイメージしますか。日本ではあまり馴染みがないので、すこし不安を抱く方もいるかもしれません。今回はそんなマレーシアの宗教について、旅行の際に気をつけたいことを含めイスラム教以外にも説明していきます。


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マレーシアの宗教①イスラム教についてしっておきたいこと

ヒシャブを被った学生たち

ヒシャブを被った学生たち

1日5回のお祈りと金曜日の礼拝

マレーシアでは1日5回アザーンと呼ばれる礼拝への呼びかけの歌が大音量で街中に響き渡ります。早朝、午前、午後、日没後、就寝前の5回で日によって時間が前後します。アザーンが流れると聖地メッカの方角に向いてお祈りをします。そのため、マレーシアではほとんどの施設で礼拝室がついています。イスラム教徒の方とご飯などを一緒にすると、お祈り時間だけ一度いなくなることもあるのでそのときは気長に待ちましょう。

また、金曜日はイスラム教徒にとって特別な日とされており、男性は金曜日の正午のお祈りは礼拝所に集まってお祈りすることが義務付けられています。金曜日の礼拝の時間帯はお祈りに来ている人達でモスク周辺の道路がとても混雑しますので要注意です。

モスク観光は、お祈りの時間によって観光客が入れる時間が限られている所が多いので、あらかじめ調べておいたほうがいいでしょう。

1ヶ月のラマダン期間

ラマダンの時期は日の出〜日没までの間の飲食が禁止されています。時期は太陽暦により毎年変わります。

ラマダン期間は日没を待ちわびて一斉に皆が食べ始めるので、その時間帯の飲食店は混雑しますので要注意です。またこの時期にマレーシアにいると、店員さんも少し気だるげに見えることもありますが日が出ている間は水も飲めないので、そこは多めにみてあげましょう。ちなみに子供や妊娠中、病気の人などは断食を行わなくていいそうです。

1カ月のラマダン明けには盛大に皆でお祝いをします。このお祝いの日をハリラヤ・プアサと呼び、沢山の食事を作り近所の人に振る舞うそうです。この日は花火も上がり街中が楽しいお祭りムードとなります。

豚肉・お酒はくちにしない

イスラム教徒の戒律では豚肉の食用を固く禁じています。一度でも豚肉を調理した鍋やフライパン、食器、フォークやスプーンは洗剤を使って綺麗に洗っても不浄のモノとして扱われるそうです。スーパーや飲食店でもイスラム教信者が食べて良い食品はハラルとかかれています。スーパーによってはそれ以外のお酒、豚肉の食品はノン・ハラルの売り場に売られていて、会計も別となります。

少々お酒の値段が高くどこでも手に入るわけでもないところがお酒大好きな方には欠点かもしれません。

女性は肌や髪の露出をしない

マレー人の女性は皆ヒジャブと呼ばれる髪の毛を隠すためのスカーフを巻き、バジュ・クロンと呼ばれる露出を控えた伝統衣装を着ています。マレー人はカラフルなヒジャブやバジュ・クロンを身につけており、よくよくみるとヒシャブを止めるピンなどもかわいいものを使ってお洒落を楽しんでいます。目を楽しませてくれるので、ぜひ注目してみてみてください。

また、私たちもモスク観光の際には同じように肌や髪の露出は控えなければなりません。ローブを貸してくれるところもありますが、そうではないところもあるので事前にしっかり調べておきましょう。モスク観光でも使えるので、旅行の記念にヒシャブを買ってみるのもおすすです。

なるべく右手を使う

イスラム教では左手は不浄なものとされているので、手で食べるときなどは必ず右手を使います。

物を渡すときや握手はできるだけ意識して右手を使いましょう。また、左手で食べているからといって怒られることはないですが、もし嫌な顔をされたらそういうことだと頭の片隅に入れておいておくといいでしょう。

マレーシアの宗教②イスラム教だけではない!?

中国寺院Thean Hou Temple

中国寺院Thean Hou Temple

ヒンドゥー寺院Batu Caves

ヒンドゥー寺院Batu Caves

マレー系のマレーシア人はほとんどがイスラム教ですが、マレーシアは多民族国家です。3割弱いる中華系マレーシア人の方は仏教を、1割弱いるインド系の方はヒンドゥー教を信仰しています。それぞれがいがみ合っているわけではなく、互いを尊重しあっているのがマレーシアの魅力的な部分の一つ。

そのため、マレーシアではお正月が3回も訪れ、全てが祝日となります。中華暦の新年、イスラム暦新年、ヒンドゥー教のディパバリです。それ以外の各宗教ごとの行事も祝日となり、更にはクリスマスも祝日となっています。

マレーシアの街中を歩いているとモスクの他に、中国寺院ヒンドゥー寺院があることにも気がつくでしょう。また、今回は詳しくは記載しませんがイギリス植民地時代の影響でキリスト教徒の方も存在していて教会もあります。

マレーシアの宗教③ヒンドゥー教について知っておきたいこと

ライスアート

ライスアート

牛肉はくちにしない

イスラム教では不浄な物として豚を避けますが、ヒンドゥー教では神聖なものとしてを口にせず、牛皮の製品も身につけません。またヒンドゥー教は不殺生を旨としているため、菜食主義(ベジタリアン)の方も多く、マレーシアにはベジタリアンレストランも多くあります。

豚と牛が宗教上避けられることが多いため、マレーシアではチキン料理が最もポピュラーです。

ヒンドゥー教徒の正月 ディパバリ

ヒンドゥー教の正月はディパバリと呼ばれています。この時期の一ヶ月くらい前からショッピングモールやホテルなどで美しいライスアートが見ることができます。お米一粒一粒に色がつけられ、繊細に描かれたアートは必見です。

特に、KLセントラルからすぐのインド街リトルインディアではこの時期はコンサート、花火、爆竹と朝から夜遅くまで街中お祭り騒ぎになりまです。付近のお店では大セールも開きショッピングも楽しめますが、静かに過ごしたい場合はホテルを取る場所に気をつけたほうがいいでしょう。

マレーシアの宗教④仏教について知っておきたいこと

チャイニーズ・ニュー・イヤー(中国正月)

中国正月

中国正月

中国系住民の最大の行事で2日間の祝日となります。正月が近づいてくると一ヶ月近く前から街中が赤や金の装飾で華やかになります。獅子が舞う姿も見ることができるかもしれません。

ただし、正月の少し前から国外に旅行する人が多くなり、お店などが二週間ほど閉まるところもありますので要注意です。海外の中華圏からたくさんの観光客が訪れます。

またこの期間の前から花火が打ち上げられたり、爆竹が鳴ります。そこらじゅうで上がるのでホテルからも花火がみられるでしょう。しかし深夜でも打ち上げるので人によっては眠れないかもしれません。

マレーシアの宗教⑤その他

頭をなでることは失礼

人にもよりますが、マレーシアでは人の頭をなでることは失礼とされているので気を付けましょう。特に左手でなでることは厳禁です!

人差し指で人、物を指さない

人さし指で人を示す動作は失礼なこととされているので気をつけましょう。注意深くマレーシア人を観察していると「あっちです」と右手の握り拳に親指を伸ばし示す動作をみることができます。民俗・宗教にかかわらず気をつけたいマナーです。

マレーシアの宗教まとめ

マレーシアの宗教について、いかがでしたでしょうか?このようにまとめはしましたが、宗教もカジュアル化してきているので人によっては必ずしも、というわけではありません。しかし、宗教施設観光の際には気をつけたほうがいいでしょう。お互いに気持ちよく過ごし、より良い思い出ができるといいですね。

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