飛行機にスプレー缶は持ち込めるの?持ち込むスプレーの条件と注意点を解説

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飛行機にスプレーを持ち込むためにルールを知ろう

飛行機で旅行に行き時に気になるのが、この十数年において比較的厳しい規制のあるスプレー類で、何が持ち込めて、何が持ち込めないのかということでしょう。実際に空港の検査で引っかかって没収された経験をした方も少なくないかと思います。
実際にスプレーは航空法において危険物として認識されており、法律として規制があるため空港の検査において没収される可能性が高いものです。
「没収されるのも嫌だし、厳しいなら持っていくのやめようかな」と思っている方、まだ諦めるのは早いですよ。

この記事を読んで、

・どのスプレーが飛行機に持ち込めるのか
・持ち込めるスプレーと持ち込めないスプレーの違いは何か
・スプレーを持ち込む際の注意点

を理解して、次回からの旅行から飛行機へのスプレー持ち込みを攻略していきましょう。

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飛行機にスプレーは持ち込めるのか?

早速結論から言うと、飛行機にスプレーを持ち込むことは可能です。ただ持ち込めるスプレーの個数や容量が決まっていること、また持ち込めないスプレーの種類もあるのでそれらを理解しておく必要があります。

航空法に定められているスプレーは3種類

飛行機に持ち込める手荷物は航空法という法律で決められています。その航空法の中で危険物として該当するものは持ち込むことができないのですが、スプーレは危険物として該当するものが多くあります。

国土交通省では代表的な危険物をポスターにして記載していますので、確認しておくといいと思います。

なお、航空法で定められているスプレーは3種類に分けられます。

・化粧品類

・医薬品類

・日用品・スポーツ用品類

この中で、化粧品類と医薬品類のスプレーは飛行機に持ち込むことができます。具体的なスプレーは後ほど紹介しますが、基本的な考え方はこのとおりです。
身体や身嗜みのために利用するものや、清涼・芳香・洗浄・消臭・除菌を目的とした製品であれば持ち込みは可能です。

一方で日用品やスポーツ用品のスプレーには引火性・毒性ガスが使用されているものもあり航空法で規制がされているものが多いです。

【国内線・国際線共通】飛行機に持ち込みができるスプレーとは

実際に機内にスプレーを持ち込む際の条件について確認していきます。預け入れの場合は気にする必要はありません。

まず国内線と国際線で共通するスプレーの条件です。以下3つの条件を満たせば機内に持ち込むことが可能です。

国内・国際線の機内持ち込み可能なスプレーの条件

①1容器あたり0.5kgまたは0.5L以下のもの

②1人あたり2kg または2Lまで

③キャップまたは適当な方法で噴射弁が保護されているもの

※ガスが充填されたスプレーはフライト中に中身が漏れないように噴射弁を保護する必要があります。

また国際線の場合は規定がより厳格になり、スプレーのルールではなく液体物として取り扱いがされます。

要確認!【国際線ルール】飛行機に持ち込みできるスプレーの条件

国際線においては、スプレーは液体物に該当します。預け入れの場合は気にする必要はありませんが、持ち込む際には液体物のルールを確認しておく必要があります。

国際線ルールはテロ対策により厳格化

2006年に発生したロンドン旅客機爆破テロ未遂事件において、ドリンクを装った爆発物を持ち込んだことをきっかけに、スプレー缶を含めた液体の機内持ち込みを制限するガイドラインがもうけられました。スプレーも液体物として扱われることになっています。

国際線の機内持ち込み可能な液体物の条件

①100ml以下の容器に入っていること

②容量1リットル以下の透明な袋に収納すること

国際線の液体物のルール①100ml以下の容器に入ってること

機内に持ち込む100ml以下の容量の容器に入れる必要があります。たとえ中身が100ml以下でも100ml以上の容量の容器に入っていたらダメです。

国際線の液体物のルール②容量1リットル以下の透明な袋に収納すること

透明な袋は必ずジッパーがついている必要があります。容量は1リットルと定められており、1人1袋まで持ち込みが可能です。

透明なプラスチック袋はジップロックを利用するのが一般的だと思います。

サイズの目安は縦横20cm以下のものを選びましょう。袋にマチがついているものは選ばない方がいいです。袋の容量が1リットルを超えてしまいます。

国際線の液体物ルール > 国内・国際線スプレールール

国際線に乗る場合は、基本的に国際線の液体物のルールに準ずる必要があります。スプレーの機内持ち込みについては「1容器500ml以下」と記載されていますが、国際線の場合は液体物の条件である「1容器あたり100ml」が適用されます。

ですので、少しややこしい説明になってしまいますが、国内線はスプレーのルール、国際線は液体物のルールに準じて手荷物の準備をしましょう。

化粧品・医薬品類のスプレーは機内持ち込み・預け入れOK

スプレー缶の中でも、化粧品や衣料品に関しては機内持ち込み、預け入れ共に認められています。

化粧品・医薬品類のスプレーの例

・ヘアスプレー

・日焼け止めスプレー

・消毒スプレー

・清涼・冷却スプレー

・制汗スプレー

・消炎鎮痛剤スプレー

・虫除けスプレー

・虫刺され・かゆみ止めスプレー

・殺菌・消毒スプレー

・芳香・消臭・除菌スプレー(身体用、衣料・室内用)

・シワ取りスプレー

・花粉ガードスプレー

・シェービングフォーム

・白髪止・育毛剤スプレー

ワックスやミスト化粧品も機内持ち込み・預け入れOK

ワックスやミスト化粧品の場合は液体として扱われます。もし機内に持ち込む場合には、液体物としての条件である①100ml以下の容器②容量1l以下のプラスチック袋に入れる ことを満たしておく必要があります。なおミスト化粧品の場合、スプレー部分の噴射弁を保護するものが必須となります。

引火性のない日用品・スポーツ用品スプレーは預け入れのみOK

日用品・スポーツ用品スプレーの中でも、不燃性ガスの炭酸ガスや窒素を使った製品については預け入れのみ可能となります。引火性ガスを利用していないスプレーは「高温に注意」とだけ書かれているいます。

引火性のない日用品・スポーツ用品スプレーの例

・防水スプレー

・スポーツ用の冷却スプレー

・カーペットクリーナー

・ガラスクリーナー

・スプレーのり

・ホイップスプレーなどの食品

・塗料スプレー

もし上記のスプレーの中でも、引火性ガスや毒性ガスが使用されているものや工業用スプレーの場合は持ち込みも預け入れもNGとなります。

引火性のある日用品・スポーツ用品スプレーは持ち込み・預け入れNG

引火性ガスあるいは毒性ガスを使用しているもの、工業用スプレーについては機内への持ち込みも預け入れもNGです。これは万が一の場合に被害をもたらす場合があるものだからです。見分け方は簡単で、引火性ガスを使用したスプレーには必ず「火気と高温に注意」と書かれているものです。

引火性のある日用品・スポーツ用品スプレーの例

・静電気防止スプレー

・防錆・潤滑スプレー

・スプレー塗料(ラッカースプレー)

・ニススプレー

・防塵用のスプレー

・スポーツ道具のメンテナンス剤

・スキー、スノーボード用ワックス

・解氷スプレー

・殺虫剤、農薬

高圧ガススプレーは危険物

高圧ガススプレーは飛行機が爆発する恐れがあるため危険物として分類されており、持ち込みも預け入れもNGです。

高圧ガススプレーの例

・キャンプ用ガス

・ライター用補充ガス

・カセットコンロ用ガス

・スポーツの酸素スプレー

スポーツの遠征などで海外にいく場合は、持ち込むスプレーだけでなく預け入れるスプレーも危険物として該当しないか予めチェックしておくことをおすすめします。

スプレー以外にも規制対象の液体がある

国際線においては、スプレー缶を含むエアゾール類・ジェル類の他にも半液体物も制限の対象になります。その定義は容器に入れておかないと形状を保てないものになります。これらも液体として認識されるため、持ち込む場合には十分に注意しましょう。

液体とみなされる半液体物の例

・味噌

・漬物

・海産物やフルーツの瓶詰め

・缶詰

・ヨーグルト

・ゼリー

・歯磨き粉

・ヘアクリーム・ワックス

機内で使う医薬品類は例外

国際線では液体は制限されているのですが、人が機内に過ごす上で必須となる医薬品類はこの制限から除外されます。これらは保安検査場にて係員に医薬品類であると申告しましょう。例えば病院で処方された薬品を携帯する場合は、診断書や処方箋を持参しておくと安心です。また当たり前ですが、乳幼児や身体障害者の方を帯同していなければもちろんNGです。

持ち込み制限の例外の液体物

・液状・ジェルの薬品

・食事療法者・身体障害者・患者の液状食品やドリンク

・乳幼児のドリンクや母乳、離乳食

飛行機に持ち込むスプレーには注意をはらおう

飛行機に持ち込みスプレー類は様々な条件があることがわかりました。

日常的に利用するものについてはほとんどの場合心配する必要はありませんが、スポーツやキャンプ等の目的で旅行をする場合は注意が必要となるでしょう。荷造りの際にはチェックするといいと思います。

また国際線においては、スプレーは液体物として認識されますので、制限内の液体を持ち込むようにしましょう。

あとは飛行機内で利用しないのであれば預け入れをするのがベターだと思います。

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