これでバッチリ！自転車を譲る時に必要な譲渡証明書の書き方と提出方法

自転車を譲るときに必要な譲渡証明書とは？

譲渡証明書とは、売買や譲渡で所有者が変わった場合に、いつ誰にそれが譲渡されたのかを証明する書類です。例えば自分が乗っていた自転車をヤフオクやメルカリなどのオークションで売る場合や友人で個人間取引で譲る場合、必ず譲渡証明書を作成する必要があります。

なぜ譲渡証明書を作成する必要があるの？

この譲渡証明書を作成しないと、自転車の持ち主が変わらないので新規で防犯登録をすることが出来ないようになっています。防犯登録は法律上義務化されているので必ず登録しておく必要があります。新規で購入すれば自転車屋さんが代わりに登録してくれますが、個人同士の譲渡やオークションによる売買では必ず自分で登録するようにしましょう。当然防犯登録をしておけば、盗難の防止や抑制につながりますし、仮に盗難にあったとしても警察に盗難被害を報告し戻ってくる望みも高まります。

また警察に職務質問を受けたときにも面倒になるのでやはり名義変更はしっかり行っておきたいところ。

自転車を譲渡する場合の3ステップ

自転車を譲渡するのは簡単です。以下のステップを踏むだけで簡単に譲渡をすることができます。

自転車と譲渡するためのステップ1

所有自転車の防犯登録の解除

防犯登録の抹消には、最寄りの交番、警察署の窓口、自転車防犯登録取扱所（自転車販売店）にて行うことができます。手続きに必要なのは以下のものなので持っていきましょう。

自転車と譲渡するためのステップ2

各市町村指定の譲渡証明書をダウンロードし記入

譲渡証明書の記入方法は至って簡単です。各県によってフォーマットは違うものの記入する内容は一緒です。記入する内容も特別難しいことはないのでご安心を。

なお注意すべきは、住所は登録時の住所である必要があります。引っ越した場合には旧住所を記入するようにしてください。

譲渡証明書は各県の自転車防犯協会のHPからダウンロードできるようになっているので、該当する県のHPにアクセスしてみましょう。
ちなみに主要都市のURLを貼っておきます。

東京で自転車譲渡するには

埼玉で自転車譲渡するには

神奈川で自転車譲渡するには

千葉で自転車譲渡するには

北海道で自転車譲渡するには

兵庫で自転車譲渡するには

大阪で自転車譲渡するには

広島で自転車譲渡するには

自転車と譲渡するためのステップ3

記入済みの譲渡証明書を譲る方に渡し、防犯登録を行う

記入済みの譲渡証明書を受け取ったら、近くの自転車防犯登録所（自転車販売店、警察、交番等）に出向きましょう。登録する際には必要なものは以下の通り。

必要なものはたったこれだけです。防犯登録が完了したら、晴れて名義が変更されあなたの自転車となります。

自転車譲渡契約書のまとめ

繰り返しになりますが、他人から自転車を譲り受けた場合や売買によって手に入れた場合、防犯登録は法律上義務になっています。後々面倒なことにならないように、譲渡があったタイミングで手続きをするようにしましょう。手続きの内容も一切難しいことはないのですぐにやってしまった方がいいでしょう。