自転車盗難防止にGPSトラッカーを導入しよう
近年10万円以上する高額のロードバイクを狙った自転車盗難が多発しています。実際に私の友人も盗難被害にあったひともいます。
実際に友人も鍵をかけていなかったわけではありません。鍵をしていても切られたり、分解されたり、もっと大胆な方法だと鍵のかかったまま盗まれたりすることもあるようです。従来の鍵による防犯対策だけでは十分とは言えない時代なので、より高い防犯性の対応が必要になります。
そんな盗難対策に有効な手段として注目されているのが自転車用のGPSです。
近年のGPS発信機は、自転車用としてより小型に設計されており、犯人に気づかれることなく自転車を追跡し現在の場所を特定することができます。
そんな便利な自転車用GPSのおすすめ商品を紹介していきます。
自転車にGPSトラッカーは必要か?
日本国内における自転車盗難件数は、警察庁発表の統計によると年間24万件と言われています。この数字日本国内では約2割以上の人が盗難被害を経験していることになるそうです。ちなみにこの件数のうち検挙されたのはわずか5.5%とのことです。
これらの商品はあっという間にネットのオークションサイトなどで転売されてしまうようで、盗まれたと思ったらすぐに対策を取ることが必要になります。そんな時に役立つのがGPSトラッカーだと言えるでしょう。
自転車に使えるGPSトラッカーとは
そもそもGPSトラッカーって?
GPSはアメリカが軍事目的でスタートしたシステムで、30個のGPS衛星によって位置情報を取得するしています。現在は多くの人がスマホを持っているのでGoogleMapなどでそのメリットを享受していると思いますが、最近は機材の進化によりどんどん位置情報の精度が向上してきています。
自転車に使えるGPSトラッカーとは
GPSトラッカーの小型化、電池の長寿命化、スマホの登場など様々な技術進化によって自転車にも使える超小型のGPSトラッカーが登場しています。しかも世界中の位置情報をスマホ一つで把握ができるので、万が一盗まれてしまって国外にいってしまっても追跡が可能です
自転車に使えるおすすめのGPSトラッカー5選
自転車におすすめのGPSトラッカー1
TrackRbravo
直径31mm、厚さはわずか3.5mmの500円玉のサイズで重さも6gとコンパクトかつ軽量なGPSトラッカーです。小さいので自転車のフレームにつけたり、サドル下などわかりにくい場所に設置することができます。
スマホからアラーム機能
またGPS以外の機能としてbluetoothを搭載しているので30m以内であればアラームを鳴らしてくれる機能があります。アプリと連携することで探し物をしているときにスマホ側でデバイスを鳴らすことができます。
バッテリーは1年間
またこのGPSトラッカーは電池が約1年間と寿命がかなり長いです。すぐに電池が切れてしまっては不安ですからね。もちろん電池交換すれば継続使用できます。
クラウドGPS機能を搭載
この商品の最大の特徴でもあるのですが、ユーザー間を繋いでつくる位置情報のネットワークを使ってスマホに通知をするという方法です。特に都心であれば大きな効果を発揮する可能性が高いのですが、近くにいるユーザー同士が中継をして位置情報を把握することができるのでより正確な情報をキャッチできるでしょう。
オプションで専用の防水ケース
アクセサリーに防水ケースが用意されています。自転車には防水ケースが必須かもしれませんので同時購入することをおすすめします。
自転車におすすめのGPSトラッカー2
TrackR pixel
お察しのとおり、前述のTrackR bravoの最新機種がこちらです。さらに小型化しており、なんと100円玉サイズ。サイズは直径26.2m、厚さは5.6mとなっています。TrackR bravoはアルミ加工なのでスタイリッシュなものがお好みの方、TrackR pixelはカラーバリエーションが多いので色で選びたい方にはオススメです。
LEDを光らせて探せる!(追加機能)
TrackR bravoからの追加機能として、LEDを搭載しているのでそれを光らせて探すことができます。音だけだと探しにくいシーンもあると思うので、光ってくれるとより簡単に見つけ出すことができるでしょう。
スマホからアラーム機能
こちらはTrackR bravoと同じ機能ですが、微妙に機能が向上しています。通信範囲が30mから33mに拡大しています。後述するクラウドGPS機能にも関係してくるのでこの3mが実は重要かもしれません。
クラウドGPS機能の搭載
この機能についてはTrack bravoと変更はありません。ただこちらの機能bluetooth機能をつかってユーザー同士がネットワークを共有することで広範囲でも正確に位置情報を把握優れた機能です。先ほど申し上げたようにbluetoothの範囲が広がったことで享受できるメリットは大きくなったと言えます。
自転車におすすめのGPSトラッカー3
Ping
直径32mm、厚さ12mm、重さ28gの小型ボディにGPS、3Gデータ通信、bluetoothがついたGPSトラッカーです。防水機能はすでに搭載されています。バッテリーは充電式で3ヶ月持続します。
データ通信を行う
本体価格とは別に、こちらの商品データ通信を行う形式でのGPSトラッカーです。これによって単独で通信ができるようになり電池消耗が低下するとのこと。購入価格には1年目の通信料が含まれており、2年目以降は年間36ドルがかかります。日本で使う場合はグローバルオプションの10ドルが追加で必要です。
子供の見守り機能がついている
自転車以外の用途にはなりますが、本体のボタンを1回押すと位置情報を送信でき、2回押すとSOSアラートを発信できるようになっています。
自転車におすすめのGPSトラッカー4
GPSBlumo
自転車用のGPSトラッカーとして日本人が開発したものです。サドルに取り付けるタイプのトラッカーになっています。2016年に発売されたこの商品ですが、最も省電力でローコストなGPSトラッカートシテ売り出されています。
専用のアプリから追跡
GPSBlumoは独自のGPSシステムを構築しており、bluetoothと合わせて追跡を行います。本体から通信も行えるタイプで、異常を感知するとアプリ側に通知が送られる仕組みです。なおデータ通信は2年間は無料で使用できますが、2年後以降は再度SIMカードを購入する必要があります。
電池寿命は1年
GPSは1-2ヶ月で電池が切れてしまうものが多い中、特殊な基盤制御を行い、電池は1年間ももちます。また市販の電池なので電池が切れてしまっても交換さえすればすぐに利用が可能です。
公式サイトはこちら
https://readyfor.jp/projects/SI-GPS-Blumo
自転車におすすめのGPSトラッカー5
SHERLOCK BOX
このGPSトラッカーはハンドルバーに仕込めるタイプです。円筒形の本体は曲げることができるのでどんな形状の自転車のハンドル内にしのばせることができます。なのでバイクの外観も変わらないので盗難車にも気づかれないという優れもの。本体重量も50gで十分な小型です。また充電方式で2週間程度充電がもつとのこと。
ぐにっと曲げてハンドルバーに入れる
あなたの自転車のハンドルに合わせて本体を曲げて入れることができます。見た目を変えずにセキュリティを向上できるスマートなツールですね。ロードバイクやクロスバイクのどんな自転車にも対応しています。
専用アプリで常時監視ができる
こちらのツールも本体にSimカードをいれて常時通信ができる状態です。愛車の位置が確認でき、本体には振動機能もあるので不意に自転車が動かされた時はアプリ通知が飛ぶようになっているようです。なお金額の中に2年分の通信料が含まれているようです。
日本国内の対応が未定
この商品実はまだ日本には対応していないようで、販売国は随時拡大していくようなのでニュースをチェックしておきましょう。
公式サイトはこちら
https://www.sherlock.bike/en/
GPSトラッカーで愛車を守りましょう
いかがでしたでしょうか。技術の進歩により、以前によりも愛車を守れる機能が充実してきています。愛車を盗まれることを考えればGPSトラッカーは十分にコスパの良い商品と言えるとおもいます。