ミニベロとは?
おしゃれな街乗り自転車といえば真っ先に思いつくのが「ミニベロ」です。街乗りに最適な自転車ということもあって、特に女性を中心に注目されている自転車です。ロードタイプの本物志向から、電動アシスト付きの高性能なもの、また比較的安価で手に入れやすいモデルまで幅広くラインナップがあるため、迷っている方も多いはず。
今回はミニベロの基礎的な知識から選び方、おすすめのメーカーとモデルを紹介していきます。
ミニベロとは、フランス語で「小さな自転車」という意味で、一般的にはタイヤサイズが20インチ以下の自転車のことを指します。
ホイールサイズが20インチ以下であれば折りたたみ自転車や電動アシストつき自転車もミニベロの部類に入ります。
また前述のように、ミニベロでもロードタイプやマウンテンバイク等、ラインナップは様々で、100万円を超えるような高性能なモデルも存在します。
ミニベロ自転車のメリット
ミニベロメリット①小回りがきく
街乗りには欠かせない機能としてミニベロは小回りがききます。信号の多い街乗りではストップ&ゴーの回数も多くなり、漕ぎ出しが楽なのは助かりますし、またハンドリングが簡単ですので、人通りが多くても安心して走行ができるでしょう。
ミニベロメリット②おしゃれな見た目
優れたデザイン性のモデルが多く、街乗りでも注目されること間違いありません。カラーやデザインも多数あるため、自分好みの自転車を探すことができます。
ミニベロメリット③場所を取らない(折りたためる自転車も)
最近駐輪スペースは増えてきていますが、それでも都内では駐輪場所を探すのに苦労することも。そんな時場所を取らないミニベロなら、オフィスに持ち運んだり、玄関先に置くことも可能です。限られたスペースしかない方で自転車所有を諦めていた方にとっては重要なポイントですね。
ミニベロ自転車のデメリット
ミニベロデメリット①長距離走行には不向き
街乗りの人にはほとんど関係ないですが、20km以上の長距離移動となってくると不向きであるモデルが多いです。どうしても慣性の力を必要としてしまうので、その力が弱いミニベロはこぐ回数が必然と増えてしまいます。
ミニベロデメリット②車体の大きさの割に重い
高価なモデルであれば軽いモデルも増えてきていますが、一般的には大きさの割には重いことが多いです。これは小さくても耐久性や強度を保つためです。そのためロードバイクやクロスバイクよりも重くなることもしばしば。
ミニベロデメリット③段差に弱い
タイヤが小さいため、少しの段差でも強い衝撃がサドルやハンドルに伝わってしまいます。そのため乗りごごちという意味では、ほかの自転車よりも劣ってしまいます。
ミニベロの選び方
ミニベロの選び方ポイント1. タイプ
ミニベロは大きく分けて3つのタイプがあります。
ミニベロタイプ①おしゃれな街乗り向けのアーバンタイプ
ミニベロタイプ②オフロードも余裕のMTBタイプ
ブロックタイヤやフルサスペンションが装着されており、未舗装道路やオフロード向けの自転車と言えます。
ミニベロタイプ③ロードバイク並みの高性能レーシータイプ
ミニベロの選び方ポイント2. フレーム素材
ミニベロも他の自転車同様、アルミやクロモリ、一部のモデルではカーボンも採用されています。
その中でも一番多いのはクロモリとアルミです。クロモリは自転車専用に作られたスチールの合金です。強度と耐久性を兼ね揃え、路面からの衝撃も和らげる効果があります。
一方でアルミはクロモリに比べると軽く、加速性に優れた素材です。
カーボンは耐久性も備えながら、アルミのように軽く加速性も持った素材ですが、当然ながら値段が高くなってきます。
ミニベロの選び方ポイント3. タイヤのサイズ
ミニベロは20インチ以下の自転車のことを呼びますが、18,16,14インチと多くのサイズが存在します。タイヤのサイズが大きい方が早く走れるというわけではありませんので、特にこだわりがなければサイズで悩む必要はありません。
なお、タイヤサイズが大きければその分走行は安定しますので、20インチ程度を選ぶのが良いと言えるでしょう。
ミニベロの選び方ポイント4. 安さ重視か性能重視か
ミニベロは安いものから高いものまでバリエーションが豊富です。一般的な性能のものであれば2-3万円から購入できるものもありますし、一方で、上記であげたようなフレームの素材やタイプによって値段がピンキリです。
また最近では電動アシストがついているものもありますので、それが必要かどうかによって金額も変わってくるでしょう。
ですのでどのようなシーンで利用するのかを考えた上で車種を選ぶと良いでしょう。
ミニベロのおすすめ自転車メーカー
ミニベロのおすすめ自転車メーカー①Dahon
Dahon Route
街乗りのエントリーモデル。高いコストパフォーマンスで、ベストセラーです。
Dahon Boardwalk D7
細身でシンプルなフレームが特徴的でクロモリを採用しているので軽快な走りができます。
Dahon MU SP9
ダホンの技術が全て詰まったスタンダードモデルで、ダホンの代名詞の車種です。
ミニベロのおすすめ自転車メーカー②Bianchi
イタリアの世界最古の自転車ブランドである「ビアンキ」ですが、おしゃれな色のチェレステカラーの代名詞となっている自転車メーカーです。
LECCO
アルミフレームを採用し、パーツも優れたコストパフォーマンスの高い自転車です。
MINIVELO7
レトロ、クラシカルな自転車で、定番な装備を整えながらも安価に購入できる自転車です。
MINIVELO7 LADY
MINIVELO7の女性版で、女性がまたぎやすいフレーム設計になっています。またハンドルも緩やかな曲線を描きはじめての人でも乗りやすい自転車です。
ミニベロのおすすめ自転車メーカー③BRUNO
Minivelo 20 Road Drop
ブルーノの定番モデルで、北欧メーカーならではのスタイリッシュなデザインが特徴的です。
MIXTE FLAT
非常に安価なブルーノの車種です。特にフレームがまたぎやすい構造になっているのでスカートをはく女性でも乗りやすい設計になっています。チェーンガードもあるので裾が汚れる心配もありません。
ミニベロのおすすめ自転車メーカー④LOUIS GARNEAU
MV5FS
コンパクトサイズでありながら、マウンテンバイクのワイルドな一面を取り揃えた遊び心のあるモデルです。フルサスペンションに加えて、ディスクブレーキを採用しており、どんな悪路でも安心して走ることができます。
EASEL 7.0
街乗りでの走りやすさを追求し、前後のホイール間隔を長めに設定することでふらつき難い設計にされています。
EASEL 6.0
コンパクトに折りたためる自転車でありながら、SHIMANO制のパーツを使ったブレーキと変速機が特徴の自転車です。
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ミニベロのおすすめ自転車メーカー⑤RALEIGH
RSC カールトン
フラッグシップモデルで、上品なデザインと走行性能を兼ね揃えた一台です。
RSWスポーツミキスト
乗りやすさを追求し、クロモリフレームを搭載した一台。コンパクトな作りになっており、シックなデザインが特長です。
(メーカーにこだわらない)安さと性能を兼ね揃えたミニベロ
21Technology CL206
スポーツタイプの自転車で、SHIMANO制6段変速、フラットハンドル、Vブレーキと十分な性能を持った1台でありながら驚きの価格で購入ができます。
P-008
パンクし難いタイヤチューブ、カゴ・ライト標準装備、SHIMANO6段変速ギア、かつ折りたたみ構造を兼ね揃えた街乗りの初心者向けのモデルです。
SPEAR SPMR-2014
ドロップタイプのハンドルで、SHIMANO14段変速と十分な性能を持ったミニベロです。
ミニベロで新しい街乗り体験を楽しもう
ミニベロは乗っているだけで気持ちが高まるお洒落な自転車です。最近は、ただお洒落なだけでなくて高性能なミニベロも増えてきています。街乗りには最高なので、是非体験してみてください。